水素原子の電子雲        
  電子雲:原子核のまわりの電子が存在する確率を濃淡がある雲とみなして図にしたもの。
 量子力学の
シュレーディンガー方程式を解いて得られた関数(波動関数)をもとに表示している。
 電子のエネルギーが変わると、主量子数nや方位量子数
、磁気量子数mが変わってさまざまな形になる。
 電子雲の色は波動関数の性質の違いを表す。

 それぞれの電子雲をクリックすると大きく
3D表示され、それをマウスでドラッグすると見る方向を変えることができる。
n:主量子数 l:方位量子数 m:磁気量子数        
                   
    n=1
1s軌道          
                   
  n=2 m=-1 m=0 m=1          
  l=0
 
    2s軌道        
        l=1       2p軌道        
                       
      n=3 m=-2 m=-1 m=0 m=1 m=2        
      l=0  
    3s軌道      
      l=1
 
   
 
  3p軌道      
      l=2        
3d軌道      
                 
    n=4 m=-3 m=-2
m=-1
m=0 m=1 m=2 m=3      
    l=0               4s軌道    
    l=1               4p軌道    
    l=2
 
 
     
 
  4d軌道    
    l=3               4f軌道    
           
  n=5 m=-4 m=-3 m=-2 m=-1 m=0 m=1 m=2 m=3 m=4    
  l=0      
 
        5s軌道  
  l=1  
 
   
 
        5p軌道  
  l=2              
 
  5d軌道  
  l=3                   5f軌道  
  l=4
             
5g軌道 ※基底状態でこの軌道を持つ原子は現在確認されていない
                         
  n=6   m=-3 m=-2 m=-1 m=0 m=1 m=2 m=3      
  l=0      
      6s軌道  
  l=1             6p軌道  
  l=2  
 
 
 
   
 
    6d軌道  
  l=3              
  6f軌道 ※基底状態でこの軌道を持つ原子は現在確認されていない
                         
  n=7       m=-1 m=0 m=1          
  l=0      
 
          7s軌道  
  l=1                   7p軌道 ※基底状態でこの軌道を持つ原子は現在確認されていない